先日半田市のお客様のお家で陶器瓦を塗装させていただきました。
基本的に陶器瓦は塗装する必要がないのですが、見栄えが悪いのでどうにかならないかとのご相談を受けました。
まだ施工途中ですが、ご説明させていただきます。
上記のお写真は高圧洗浄施工中です。
使用塗料
オリエンタル塗料工業 トウキマイルド
引用サイト:ペイントシティーコム
この「トウキマイルド」という塗料を使用させていただきました。
瓦を塗装する場合はこの塗料をよく使用するのですが、本当に素晴らしく綺麗な仕上がりです。
塗装していて感じるのが、色のノリの良さと隠ぺい性がものすごく高いです。
【隠ぺい性】とは下地の色がしっかりと隠れることです。下地の色が出でしまっては仕上がりもムラが多くなって格好悪く見えてしまいます。
基本的にこのトウキマイルドは高圧洗浄をした後に上塗り2回塗りで仕上がります。
しかし、更なる耐久性を持たせたい方は「トップコート:タフグロスコート」を3回目の仕上げに塗布する事でフッ素以上の対候性を得ることが出来ます。
かなり汚れていた瓦がまるで新品に!
いかがでしょうか。
施工前は潤いを失い、バサバサとした印象だった瓦が息を吹き返したようにツヤを帯びております。
左の写真の下半分はまだ塗装していない状態ですが、上半分は一回目塗装中です。1回目でもかなりツヤが綺麗に出ているのが分かります。
トウキマイルドは下塗り不要!
そうなんです。このトウキマイルドは下塗りはいらず、高圧洗浄などでしっかりと表面の汚れやコケを落とせば「上塗り2回」で仕上がってしまう優れものなのです。
通常のカラーベストなどの塗装は
下塗り→中塗り→上塗りの3工程となります。
通常専用下塗りをしっかりと吸い込ませ内側から絡めることで密着力を上げたり強い下地を作る役割があるのですが、メーカーの設計上、下塗り不要となっています。
今の時代は優れた塗料が色々出ているので定期的にご紹介していきますね!
陶器瓦とは?
陶器瓦とは粘度瓦の仲間となり、粘度を型取って焼き上げた瓦の事です。
厚みがあり、とても丈夫な屋根材として今でも人気です。
しかし費用が高くなってしまう為、軽量で尚且つ費用も安いカラーベストを屋根として使用する方が多くなってきましたね。
ただ、瓦は塗り替えの必要が無く、半永久的なものだそうです。何か衝撃が加わったりすると当然割れてしまいますが、カラーベストよりは圧倒的な強度を誇ります。
【注意】セメント瓦は場合に行っては塗り替えの必要あり
陶器瓦と間違えやすい形も中にはあるのですが、モルタルと砂を混ぜ合わせて固めた屋根材です。
陶器瓦は表面がつるっとしているので中までコケや藻が侵入しませんが、湿気の多い場所ではこのセメント瓦は中までコケが侵入する場合があります。
耐久性は一般的に30年と言われておりますが、定期的に塗装をすることで寿命を延ばすことが出来るでしょう。