【不安を解消】外壁塗装をするタイミングと目安【2022年版】

屋根下塗り中塗り上塗り

前回外壁塗装をしてから十年以上経つなぁ。
お家を建ててからもう十年以上経つなぁ。
ふとそんなことを思い出し、外壁塗装を検討される方は多いのではないでしょうか。
今回は外壁塗装を考えている時期だけど、正直どんな劣化の状況が目安になるのか、危険なポイントやメンテナンスをするタイミングなどをご紹介いたします。

手に白い粉が付いた(チョーキング現象)

外壁塗装後、数年はしっかりと塗膜も厚く、つやつやしており美観を保っております。
しかし、年数を重ねるごとに表面は薄くなり、表層の塗膜が粉化する【チョーキング現象】という現象が起こり始めます。これも一つの目安となります。
このチョーキング現象を放っておくと紫外線からくるダメージを大きくしてしまい劣化につながってしまいます。
試しに自宅の外壁の色が薄くなってきたと思った方は手で外壁を撫でてみてください。手のひらに白い粉のようなものが付着していた場合は外壁塗装のタイミングかもしれません。

チョーキング現象は外壁塗装で抑えれる

手に白い粉が付着したけどこの「チョーキング現象」は抑えれるの?
ご安心ください。我々も一年中外壁塗装工事をしており、7割か8割ほどのお宅がこの現象が起こっております。
外壁塗装自体はリフォームメンテナンスになりますので新品の外壁に戻すことはできませんが、早い段階で気付くことができれば、劣化の進行を遅らせることができます。

クラック(ひび割れ)が出てきた

このクラック(ひび割れ)も経年劣化の過程で現れやすい症状です。
日本は四季がはっきりとしており、寒気・暖気・雨季など外壁は一年中厳しい環境のもとにさらされております。
夏場は外壁面は数十度にまで温度が上がります。そのうえ湿気も高く、サイディング(外壁材)は少しづつ曲がってしまう場合があるのです。その外壁材の変形に耐えれなくなり表面にクラックが出来てしまうのです。
このクラックはチョーキング現象と同じようにかなりの確率で現れてきますが、放っておくと雨漏れに直結してしまう恐れがある為、早期に対処する必要があるでしょう。
予算の関係でこの先数年は外壁塗装を考えていない場合でも、クラックを見つけた場合は補修だけでもしておくことをお勧めします。

クラックはどうやって直すの?

補修で直すことのできないほど大きなクラックがいたる箇所にあった場合は、「外壁の張替え」が必要になってきますが、補修可能なクラックの場合はクラックの中に「シーリング材」と呼ばれる補修材を充填し、雨の侵入などを防ぎます。

コケや藻が生えてきた

お隣のお家との隙間が狭い場合や、常に湿気を帯びている面によく見られます。
しかし、外壁塗装をして1年2年ほどで現れる場合もあります。その場合は一度表面を拭いてみてください。綺麗に落ちる場合は表層にコケが表れてきただけなので、そこまでで心配する必要はありません。
しかし拭いても残ってしまう場合はサイディング(外壁材)の中に深く根を張っている場合があります。冒頭の説明の通りコケや藻自体、湿気を帯びていますのでサイディングの中に根を張られてしまうと外壁材自体が水気を含んでしまい割れやすくなったり、クッキーのようにこすっただけでボロボロと落ちてしまう場合があります。

コケや藻の改善策は?

根を張りだした初期段階では外壁塗装で抑えることができるでしょう。
通常外壁塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程に分かれます。コケを限界まで落とした後この最初の「下塗り」工程でしっかりとサイディング(外壁材)に下塗りを含ませます。そうすることで内側から強靭な下地を作ることができ、湿気や雨の侵入を防ぐことができます。
ご自身での判断が困難な場合は一度業者に見てもらうことが大切です。

塗膜の捲れ(めくれ)

お家を細かくチェックしていると所々塗膜(塗料の膜)が剥がれており、下地が見えてしまっている場合があるかもしれません。
前回、外壁塗装をされている方でこの塗膜の捲れに関しては一つ要因が考えられます

  • 下塗り工程が甘く塗り残しがある
    下塗りの役割というのは、中塗り上塗りとの密着性を高めたり、強く強靭な下地を作る役割があります。この下塗りが甘いと後に捲れや剥がれにつながる確率を高めてしまいます。
  • 塗料を必要以上に薄めて使用している
    通常、塗料はふたを開けてそのまま使用することはありません。既定量のシンナーや清水を希釈して使用することが一般的です。しかし「既定量」を超えて薄めてしまうと、その分塗膜も薄くなってしまい捲れや剝がれにつながります。
    よく耳にする悪徳業者などは塗料費削減の為に必要以上に塗料を薄める場合があります。

信頼できる業者を探しましょう

この剥がれや捲れ補修関しては、塗料の知識も必要になってくるので信頼のできる業者へ相談をしましょう。
お家に合った材料で適切な方法で施工する必要があります。

雨漏り

雨漏りは早急に対処が必要です。
私たちも雨漏りのご相談で調査に行きますが、シーリングの切れ目や屋根から雨が侵入しており天井が剥がれ落ちてきたお家もありました。
家は柱や下地で支えられています。柱や下地が腐ってしまったら、外壁塗装の何倍もの費用が掛かってしまう場合があります。
気になる場合は一度家の天井を隅々まで確認しましょう。雨染みらしきものや黒く変色していたら早期に雨漏り調査を依頼しましょう。

屋根塗装のチェックポイント

早急に雨漏り調査を依頼

雨漏りはお家にとって大きなダメージになります。何か問題が出てくる前にすぐに「雨漏り調査」を依頼しましょう。
天井の雨染みなどの場所を頼りに業者が原因を突き止めます。目視で原因らしきものがわかった場合は、ホースから水を出し通水検査などをして原因を突き止めます。
原因がわからなかった場合は一度天井裏に入り確認したり、場合によっては天井をめくって確認する場合があります。

目地部分の劣化(シーリングの劣化)

このシーリング部分に関しても雨漏りに直結してしまう不安要素です。特に細部まで確認しましょう。
この細い目地部分に亀裂やごっそりと抜け落ちていたり、痩せてへこんでしまっている場合は早めの対処が必要です。
その亀裂の中に雨が侵入して雨漏りの原因になります。
新築時の目地部分(シーリング)に関してですが、サイディング(外壁材)は基本的に工場で塗装されて運搬されますので現場で塗装することがありません。
そして新築時にこのサイディングとサイディングのつなぎ目にシーリング材を充填しますがこのシーリング材は上から塗装しませんのでむき出しのままです。
なので紫外線などのダメージを常に浴びており、一般的に言われる「外壁塗装の目安10年」より前に劣化時期が来てしまうことがあります。

シーリングの打ち替え

全く劣化していない場合はそのまま外壁塗装を行う場合も多いですが、新築や前回塗装してから10年以上経っていると劣化していることが多いです。
もちろん打ち替え費用が負担にはなってしまいますが、塗料のグレードを上げるのであれば、その分を「シーリングの打ち替え」に充てることをお勧めします。
どれだけグレードの高い塗料を使用していても雨漏りをしてしまっては意味がありません。

↑コーキングについて詳しく解説

外壁塗装をするタイミングはいつがいい?

さて劣化部分のポイントなどをお伝えした所で実際に業者にお願いするタイミングや時期はいつがいいの?といったところをお伝えしていきます。

職人と塗料自体はオールシーズン

我々もよくお客様から聞かれることがあります。
「冬は乾きが遅いからやめたほうがいい?」
「夏は暑いから職人さんがかわいそう」

我々塗装職人は春・夏・秋・冬と一年中お家を塗装しております。また塗料に関してもメーカーの設計通り気温により乾燥時間を変えていますので、この時期が適切な時期というものはありませんのでご安心ください。
それよりもやはり、雨漏りや劣化は待ってはくれません。気付いた段階で早めに対処することが第一です。

些細なことでも気になることがありましたらお気軽に「キヨク塗装店」までお問い合わせください。
我々は愛知県を中心に知多半島の半田市を拠点に日々活動しております。
皆様のお役に立てるよう日々情報発信しておりますので是非ご覧になっていってください。

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キヨク塗装店
代表
犬飼 清

愛知県半田市を中心に知多半島から名古屋市で50年。皆様に支えられ私達がいます。
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